平野啓一郎が文学に目覚めるきっかけであり、最も大きな影響を受けた作家でもある、三島由紀夫。その人生と文学に、独自の視点から迫る『三島由紀夫論』が、4月26日に新潮社より刊行されます。
原稿用紙で1200枚ほどなり、単行本は650ページ近くあります。執筆を開始してから完成するまでに23年! 勿論、断続的に書いてきたのですが、その間、ずっと三島作品を読み、考えてきた成果が詰まってます。何と言っても、今世紀に入ってから刊行された新潮社の三島全集の存在が大きく、拙著も、僕と三島との本を介しての長い対話の産物だと思っています。
平野啓一郎公式メールレターより
書き始めてから完成までに23年(!)という、まさに満を持しての一冊。没後半世紀が過ぎてもなお、世界中から関心を集め続ける三島由紀夫という人物について、新たな視点から迫った画期的な論考となっています。
三島文学を愛する方も、よくわからないけど関心があるという方も、ぜひチェックしてみてください。
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