平野啓一郎が提唱する「分人主義」をベースに書かれた全9作品が、Audibleで一挙リリースされます!
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「分人dividual」とは、「個人individual」に代わる新しい人間のモデルとして提唱された概念です。中心に一つだけ「本当の自分」を認めるのではなく、それら複数の人格すべてを「本当の自分」だと捉える考え方を「分人主義」と呼びます。
平野啓一郎はロングセラーとなった新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』でその考え方を提唱するとともに、小説作品の中でもさまざまなアプローチで「分人主義」という主題を描いてきました。
『マチネの終わりに』『ある男』『本心』のほか、全9作品をAudibleでお楽しみいただけるようになります。すでに書籍で読んでくださった方も、ぜひ耳で味わう新たな読書体験をお試しください。
〈Audibleリリース作品一覧〉
『私とは何か――「個人」から「分人」へ』(8月5日配信)
『決壊』(8月5日配信)
『ドーン』(8月12日配信)
『かたちだけの愛』(8月19日配信)
『空白を満たしなさい』(6月17日配信)
『透明な迷宮』(8月19日配信)
『マチネの終わりに』(6月17日配信)
『ある男』(6月24日配信)
『本心』(2021年5月26日配信)