『マチネの終わりに』英訳版 “At the End of the Matinee”が本日4月15日発売されました!
(Amazon Crossing / 訳:Juliet Winters Carpenter / AGT:メディアドゥ・グループ/米国Media Do International)
『マチネの終わりに』は、2016年4月に毎日新聞出版より刊行。第2回渡辺淳一文学賞受賞。2019年6月文春文庫より文庫版刊行。2019年11月に映画化もされ、現在、累計58万部超のロングセラーとなっています。
平野啓一郎にとって、初めての長編小説の英訳として2020年6月1日に刊行した“A MAN”( 『ある男』)に続き、“At the End of the Matinee”は、2作目の長編小説の英訳となります。
“A MAN”は、Amazonで平均4.2、2,700を超えるレビューを獲得し、Amazon Best Sellers総合文芸ランキングで4位、 海外文学ランキングで1位を記録するなど、好評を博しています。
『マチネの終わりに』は、「今世紀の最も美しい恋愛小説」と絶賛され、今も日本で幅広い読者に愛され続けるベストセラーとなりましたが、英語圏では、“At the End of the Matinee”が、どう読まれるか心より楽しみにしています。
【 あらすじ 】
結婚した相手は、人生最愛の人ですか?
ただ愛する人と一緒にいたかった。なぜ別れなければならなかったのか。
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか。――
出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが。……
芥川賞作家が恋の仕方を忘れた大人に贈る、至高の恋愛小説。