作品

1『日蝕』
1『日蝕』
1『日蝕』
1『日蝕』

1『日蝕』

発売日: 1998/10/15

弱冠23歳で発表された平野文学の原点! すべてはここから始まった。

『日蝕』
15世紀末、ペストの猖獗によって荒廃した南仏の小村を舞台に、旅の途上の若き学僧の聖性体験を、漢語を多用した華麗で清新な文体で描き出し、文壇に衝撃を与えたデビュー作。
錬金術の作業過程と魔女裁判とが幻視的に交錯する重層的な構造で、クライマックスの焚刑の場面は圧巻。
90年代の閉塞からの超越が希求されたが、「悪」との暴力的な対峙という00年代以降の政治状況の予言ともなった。
第120回芥川賞受賞。発表時、京大法学部の学生だったことも話題となり、40万部のベストセラーとなる。

初出


『新潮』1998年8月号

受賞歴


第120回芥川賞