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Completer les blancs

Completer les blancs

世界各地で、死んだ人間がよみがえる「復生者」のニュースが報じられていた。

【『空白を満たしなさい』フランス語版】 ある日、勤務先の会社の会議室で目覚めた土屋徹生は、自分が3年前に死亡したことを知らされる。死因は「自殺」。しかし、愛する妻と幼い息子に恵まれ、新商品の開発に情熱を注いでいた当時の自分に自殺する理由など考えられない。じつは自分は殺されたのではないか。とすれば犯人は誰なのか、そして目的は? 記憶から失われた自らの死の謎を追求していく徹生が、やがてたどりついた真相とは・・・? ミステリー仕立てのストーリーを通し、自殺者3万人を超える現代の生と死、そして幸福の意味を問う傑作長編小説!講談社現代新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』と併せて現代のテーマに向き合う注目作。モーニング連載の話題作。

文学とワイン -第四夜 平野啓一郎-

文学とワイン -第四夜 平野啓一郎-

作家との親密で幸福な時間を、文章で再現。

言葉を尽くして語ること、イメージをふくらませること、余韻を楽しむこと……。共通点の多い文学とワイン。 銀座エノテカ・ミレで開かれる文学ワイン会「本の音夜話(ホンノネヤワ)」での作家との親密で幸福な時間を、ここに文章で再現。

ご本、出しときますね?

ご本、出しときますね?

小説家っておもしろい!

無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家達が"自分のルール"を語り尽くす。 大人気番組、ついに書籍化!

私にとっての憲法

私にとっての憲法

さまざまなジャンルで活躍する53人がさまざまな視点から憲法について語る一冊。

施行から70年。私たちはこの憲法をどれだけ使いこなし、その理念を自分たちのものにすることができたのか。自身の憲法体験から、憲法を「活かす」ためのヒント、現在の憲法論議への提言まで。さまざまなジャンルで活躍する53人がさまざまな視点から憲法について語る。

混沌と抗戦―三島由紀夫と日本、そして世界

混沌と抗戦―三島由紀夫と日本、そして世界

〈三島由紀夫〉を掻き回す。国際三島由紀夫シンポジウム記念論集。

世界文学、天皇概念、宗教思想、革命論争、同時代作家・文化との連関、そして11・25―― 国内外30名を超える豪華執筆陣による多彩な三島論を一挙に結集。豊饒なる混沌に満ちた三島由紀夫の淵源へと肉迫し、いまだ謎に包まれたその全体像を闡明する。

生きる理由を探してる人へ(角川新書)

生きる理由を探してる人へ(角川新書)

変えられるのは未来だけじゃない。芸人と作家が語り合う異色対談!

「自殺=悪」の決めつけが遺族を苦しめることもある。それでも自殺は「しないほうがいい」。追いつめられていても、現状から脱出して「違うかたちで生きる」という道を提示できないか。芸人と作家による異色対談。

作家の口福 おかわり

作家の口福 おかわり

20人の作家が「食」をテーマに競演!

するめの出汁、トナカイの乳のミルクティー、ビーカーコーヒー、土筆の卵とじに素っぴん茶碗蒸し…。 大好物、調理における発見、思い出の味、食の結んだ縁まで、様々な「美味」が味わえる極上のアンソロジーエッセイ集、待望の最新作。

マチネの終わりに

マチネの終わりに

深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。

天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。 深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。 出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。 スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。 やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。 芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。

空白を満たしなさい(上)

空白を満たしなさい(上)

「分人」という思想の到達点!

ある夜、勤務先の会議室で目醒めた土屋徹生は、帰宅後、妻から「あなたは3年前に死んだはず」と告げられる。死因は「自殺」。家族はそのため心に深い傷を負っていた。しかし、息子が生まれ、仕事も順調だった当時、自殺する理由などない徹生は、殺されたのではと疑う。

空白を満たしなさい(下)

空白を満たしなさい(下)

「分人」という思想の到達点!

全国で生き返る「復生者」たち。その集会に参加した徹生は、自らの死についての衝撃的な真相を知る。すべての謎が解き明かされ、ようやく家族に訪れた幸福。しかし、彼にはやり残したことがあった……。生と死の狭間で「自分とは何か?」という根源的な問いを追究し、「分人」という思想が結実する感動長編。

「反知性主義」に陥らないための必読書70冊

「反知性主義」に陥らないための必読書70冊

いま、本当に必要な「知性」とは?

「反知性主義」という言葉は、もともとアメリカ史において、権威主義的な知識偏重への抵抗を標榜して使われた言葉だが、ひるがえって現代日本では、インターネットばかりではなく、マスメディアや政治家に至るまで、論敵(あるいは外国)を脊髄反射的に切り捨てるようなヒステリックな言説や人を指し、批判するキーワードとなっている。 内外を席巻する不毛な対立を乗り越えるために必要な、真の教養とは何か。戦後七十年の今、冷静に日本と日本人を省察するために必読と思われる書を、現代日本を代表する叡智が世に問いかける。

アンチヘイト・ダイアローグ

アンチヘイト・ダイアローグ

ヘイトスピーチ、安保法制、そして民主主義の現在

メディアで、路上で、SNSで、隣国や在日などへの憎悪が煽られ続けている。他方で政権与党は、ヘイトスピーチの広がりと歩調を合わせるかのように、復古的な改憲運動を推し進めている。これを冷笑している時間はない。旗幟を鮮明にしたリアリストたちと縦横無尽に語る、ヘイトスピーチ、安保法制、そして民主主義の現在。 中島京子(作家)、平野啓一郎(作家)、星野智幸(作家)、中野晃一(政治学者)、明戸隆浩(社会学者)、向山英彦(エコノミスト)、上瀧浩子(弁護士)、泥憲和(市民運動家)との対談を収録。

角川インターネット講座 (6) ユーザーがつくる知のかたち 集合知の深化

角川インターネット講座 (6) ユーザーがつくる知のかたち 集合知の深化

科学、哲学、社会、文化など、多様な視点からその可能性を問う

「SNSは人を変えるか」寄稿。人々の知恵がネットワーク化され、「集合知」として可視化されつつある現代。新たな知の試みは、硬直化した専門知の閉塞を打ち破ることができるのか。科学、哲学、社会、文化など、多様な視点からその可能性を問う。

「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義

「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義

今、自分らしく幸福に生きるとはどういうことか?

分人主義・実践篇!平野啓一郎エッセイ&対談集。社会・メディアから文学・アート・エンタテインメントまで、多様化する現実と向きあい、各界の第一人者に挑んだ思考の冒険!

透明な迷宮

透明な迷宮

僕たちの運命は、どうしてこんなに切なく擦れ違ってしまうのだろう──

深夜のブダペストで、堕落した富豪たちに衣服を奪われ、監禁されてしまった日本人カップル。「ここで、見物人たちの目の前で、愛し合え──」あの夜の屈辱を復 讐に変えるために、悲劇を共有し真に愛し合うようになった二人が彷徨い込んでしまった果てしない迷宮とは? 美しく官能的な悲劇を描く最新小説集。

ショパンを嗜む

ショパンを嗜む

ショパンファン&平野文学ファン待望の一冊

『音楽の友』(2009-2010年)連載の単行本化。ショパンとドラクロワを主人公とした平野氏の長編小説『葬送』の取材メモを元に、ショパンにまつわる場所や人間関係などを、読み物としておもしろく、時にはエッセーふうに語る。連載にはなかった、ショパンの住居を示した当時の地図やポーランド取材記、曲目解説などに加え、巻末にはショパンにまつわる人物のポートレート一覧も入れた、ショパンファン&平野文学ファン待望の一冊。

クロスボーダーレビュー

クロスボーダーレビュー

作品の新たな見方を投げかけた4年間の批評集

小説家が美術展を、美術家が映画を、毎月1本選び、日経新聞の同じ紙面でレビューをたたかわせる。互いに表現者として、読者に作品の新たな見方を投げかけた4年間の批評集。異なるジャンルの表現の先端に触れ、その可能性と限界にまで斬り込んだ言葉のジャムセッション48回。広くアートを取りまく現状を見渡し、批評のあり方にまで踏み込んだ本書オリジナルの対談「クロスボーダートーク」は必読!

かたちだけの愛

かたちだけの愛

「生」と「愛」を問い直す長篇小説

事故による大怪我で片足を失った女優と、その義足を作ることになったデザイナー。しだいに心を通わせていく二人の前に立ちはだかる絶望、誤解、嫉妬…。愛に傷ついた彼らが見つけた愛のかたちとは?「分人」という概念で「愛」をとらえ直した、平野文学の結晶!

助けてと言えない 孤立する三十代 (文春文庫)

助けてと言えない 孤立する三十代 (文春文庫)

急増する30代ホームレス。その多くが社会に助けを求めないのはなぜか?

急増する三十代ホームレス。その多くが社会に助けを求めないのはなぜか? 就職氷河期世代の孤独を描き、反響を呼んだ番組を文庫化。

LAND SPACE

LAND SPACE

対極な2つのリシーズが交わり語る、宇宙と生命の法則

瀧本幹也がライフワークとして撮影した2つのシリーズから成る本作。ケネディ宇宙センターを数度にわたって訪ね撮影した、新しいスペースシャトルのポートレート「SPACE」と、太古から続く静謐な地球の営みを収めた「LAND」。対極な2つのリシーズが交わり語る、宇宙と生命の法則。 (寄稿:平野啓一郎)

賢人の読書術

賢人の読書術

多読・精読の両輪で読書を習慣化。教養の高い人間を目指せ。

松山 真之助 (著), 藤井 孝一 (著), 中島 孝志 (著), 平野 啓一郎 (著), 成毛 眞 (著) 。メモ書き込み、速読、ミニレポート…オリジナルの読書を楽しむ。論理力・記憶力を高める読み方とは?多読・精読の両輪で読書を習慣化。教養の高い人間を目指せ。

Impression du Japon

Impression du Japon

フランスの出版社Edition de la Martiniereより刊行

(文 平野啓一郎、写真 Lucille Reyboz)をフランスの出版社Edition de la Martiniereより刊行。

曙光号

曙光号

『ドーン』中国語訳

心がギュッと強くなる本 大切な人への手紙23通

心がギュッと強くなる本 大切な人への手紙23通

TOKYO FMの人気番組『ゆうちょ LETTER for LINKS』待望の書籍化

各界の著名人たちの「絆ストーリー」と「大切な人への手紙」を紹介するTOKYO FMの人気番組『ゆうちょ LETTER for LINKS』待望の書籍化。「今も深く敬愛しているジャーナリスト・筑紫哲也さん ふわっと相手を包み込む笑顔を忘れない」収録。

空白を満たしなさい

空白を満たしなさい

世界各地で、死んだ人間がよみがえる「復生者」のニュースが報じられていた。

ある日、勤務先の会社の会議室で目覚めた土屋徹生は、自分が3年前に死亡したことを知らされる。死因は「自殺」。しかし、愛する妻と幼い息子に恵まれ、新商品の開発に情熱を注いでいた当時の自分に自殺する理由など考えられない。じつは自分は殺されたのではないか。とすれば犯人は誰なのか、そして目的は? 記憶から失われた自らの死の謎を追求していく徹生が、やがてたどりついた真相とは・・・? ミステリー仕立てのストーリーを通し、自殺者3万人を超える現代の生と死、そして幸福の意味を問う傑作長編小説!講談社現代新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』と併せて現代のテーマに向き合う注目作。モーニング連載の話題作。

完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ

完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ

朝日新聞で連日、大反響をよんだ連載が一冊に

朝日新聞で連日、大反響をよんだ連載が一冊に。読んで考えてください。家族や友達と話しあってください。63人の著名人からの、命のメッセージ。2006年の連載、新聞未掲載も含めた永久保存版。

私とは何か 「個人」から「分人」へ

私とは何か 「個人」から「分人」へ

<本当の自分>はひとつじゃない!

小説と格闘する中で生まれた、まったく新しい人間観。嫌いな自分を肯定するには?自分らしさはどう生まれるのか?他者との距離をいかに取るか?ー恋愛・職場・家族など人間関係に悩むすべての人へ贈る希望の書。

恋愛のアーキテクチャ

恋愛のアーキテクチャ

恋愛のアーキテクチャをデザインすることの可能性を探る

ウェブを筆頭に社会の新たなインフラが発展・定着したことで恋愛事情も激変した。赤坂真理、金益見、櫻井圭記、濱野智史、平野啓一郎らが参加したシンポジウム録と、木村亜希を加えた書き下ろしから恋愛のアーキテクチャをデザインすることの可能性を探る。

サロメ (光文社古典新訳文庫)

サロメ (光文社古典新訳文庫)

少女の無垢で残酷な激情と悲劇的結末を鮮烈に描いた傑作

妖しい月光の下、継父ヘロデ王の御前で艶やかに舞ってみせた王女サロメが褒美に求めたものは、囚われの美しき預言者ヨカナーンの首だった―少女の無垢で残酷な激情と悲劇的結末を鮮烈に描いた傑作が、作家・平野啓一郎の新訳で甦る。 宮本亜門による舞台化原作。

喫煙室〈第22集〉くつろぎの時間

喫煙室〈第22集〉くつろぎの時間

普段は誰にも語れない、自分だけの“癒されもの”

普段は誰にも語れない、自分だけの“癒されもの”。旬の著名人26名がこっそりとささやいてみました。

デジタル社会のプライバシー―共通番号制・ライフログ・電子マネー

デジタル社会のプライバシー―共通番号制・ライフログ・電子マネー

危機にさらされているプライバシーの問題を、市民の個人情報保護を最優先に、法的側面から検証・提言

インターネットでの買い物、スイカやおサイフケータイなどの電子マネー、街頭監視カメラ、さらに共通番号制―あなたの個人情報、大丈夫?まさに今、危機にさらされているプライバシーの問題を、市民の個人情報保護を最優先に、法的側面から検証・提言。

世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義

世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義

世界文学を通じてわれわれはどう生きるべきか

東京大学教授の沼野充義(ロシア文学)と最前線で活躍する作家・学者たちが「新しい世界文学」について熱く語り合う! 世界文学を通じてわれわれはどう生きるべきか、どんな時代を生きつつあるのかについて、現在到達しうる最深の知見がちりばめられた一冊。

対談集 なにものかへのレクイエム――二〇世紀を思考する

対談集 なにものかへのレクイエム――二〇世紀を思考する

過ぎし時への敬意と鎮魂を通じて、いまここに問う、20世紀という時代

帰らぬ者たちに、別れを告げることはできたのか? 芸術家M、時代を再生させる対話のスパーク。過ぎし時への敬意と鎮魂を通じて、いまここに問う、20世紀という時代。「だから、だからだよ。諸君の決起を待っているんだよ!」対談者に平野啓一郎ほか。

日本の作家が語る ボルヘスとわたし

日本の作家が語る ボルヘスとわたし

難解とされるボルヘスの作品に向き合い、魅力あふれることばで語る

十人の日本の人気作家――川上弘美、多和田葉子、奥泉光、小野正嗣、星野智幸、平野啓一郎、辻原登、高橋源一郎、荻野アンナ、吉田文憲――が実作者として、また個性的な一読者として、難解とされるボルヘスの作品に向き合い、魅力あふれることばで語る。

“ツウ”が語る映画この一本 (SCREEN新書)

“ツウ”が語る映画この一本 (SCREEN新書)

その道のプロ(ツウ)が見ればこんな発見がある、という新しい映画論

歴史やイラク戦争ものからSF,食の安全、絵画の世界…… あの映画を、その道のプロ(ツウ)が見ればこんな発見がある、という新しい映画論。 様々なジャンルのプロに、一本の映画について語ってもらった、著者が「週刊朝日」に連載中のコラム「ツウの一見」の再構成版です。

9・11 変容する戦争 (コレクション 戦争×文学)

9・11 変容する戦争 (コレクション 戦争×文学)

同時多発テロ以後の変わりゆく戦争の姿を描く

9・11以後、戦争は国対国の戦いから大きく変わった。開戦も終戦もない終わりなき戦いの時代を、リービ英雄、島田雅彦、池澤夏樹、シリン・ネザマフィら現代の作家たちはどのように描いたのか?

読んでおきたいベスト集! 芥川龍之介 (宝島社文庫)

読んでおきたいベスト集! 芥川龍之介 (宝島社文庫)

10人の芥川賞・直木賞作家たちが芥川龍之介の代表作20作品をどう読み、何を感じたか

10人の芥川賞・直木賞作家たちが芥川龍之介の代表作20作品をどう読み、何を感じたかを、ともに読んでみましょう。読み応えたっぷりの一冊です。

倉俣史朗着想のかたち―4人のクリエイターが語る。

倉俣史朗着想のかたち―4人のクリエイターが語る。

四人のクリエイターのフィルターを通して「KURAMATA」の実像に迫る

六〇年代後半から日本のインテリアデザインを牽引していった倉俣史朗。彼はデザイナーとしての強い信念を持ち続け、トップランナーであるがゆえの孤独感に苛まれながらも自分の夢を確実にかたちにしていった。本書は、四人のクリエイターのフィルターを通して「KURAMATA」の実像に迫るものである。

二十歳の君へ―16のインタビューと立花隆の特別講義

二十歳の君へ―16のインタビューと立花隆の特別講義

二十歳の、二十歳による、二十歳のための一冊

時間に、恋に、お金に、勉強に、家庭環境に、人生の選択に、社会の不条理に…ちゃんと悩んでいますか?「もちろん!」と胸を張って答えられたあなたへ。そしてちょっと答えるのをためらってしまったあなたへ。二十歳の、二十歳による、二十歳のための一冊を、贈ります。

日蝕・一月物語

日蝕・一月物語

錬金術の秘蹟、金色に輝く両性具有者(アンドロギュノス)、崩れゆく中世キリスト教世界を貫く異界の光……。

錬金術の秘蹟、金色に輝く両性具有者(アンドロギュノス)、崩れゆく中世キリスト教世界を貫く異界の光……。華麗な筆致と壮大な文学的探求で、芥川賞を当時最年少受賞した衝撃のデビュー作「日蝕」。明治三十年の奈良十津川村。蛇毒を逃れ、運命の女に魅入られた青年詩人の胡蝶の夢の如き一瞬を、典雅な文体で描く「一月物語」。閉塞する現代文学を揺るがした二作品を収録し、平成の文学的事件を刻む。

かたちだけの愛

かたちだけの愛

「生」と「愛」を問い直す長篇小説

事故による大怪我で片足を失った女優と、その義足を作ることになったデザイナー。しだいに心を通わせていく二人の前に立ちはだかる絶望、誤解、嫉妬…。愛に傷ついた彼らが見つけた愛のかたちとは?「分人」という概念で「愛」をとらえ直した、平野文学の結晶!

MISHIMA!―三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト

MISHIMA!―三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト

総合芸術作品としての人間三島を、その美学、芸術、思想などから多面的にアプローチする

三島の存在感の大きさは、いまだに世界中の人々を魅了し、刺激を与え続けている。総合芸術作品としての人間三島を、その美学、芸術、思想などから多面的にアプローチする。

美術館をめぐる対話 (集英社新書)

美術館をめぐる対話 (集英社新書)

建築が変わればアートも変わるという「21世紀の新しい美術館像」

プリツカー賞受賞後の対談集!金沢21世紀美術館の設計者である著者が青木淳、平野啓一郎、南條史生、オラファー・エリアソン、妹島和世と対論。建築が変わればアートも変わるという「21世紀の新しい美術館像」を本書で提示。

助けてと言えない―いま30代に何が

助けてと言えない―いま30代に何が

急増する30代ホームレス。その多くが社会に助けを求めないのはなぜか?

急増する30代ホームレス。その多くが社会に助けを求めないのはなぜか?30代の孤独な実態を描き、反響を呼んだ番組を書籍化。

ショパン:伝説のラスト・コンサート

ショパン:伝説のラスト・コンサート

ショパンの最後のコンサート・プログラムをCDで再現

ショパンの長編小説「葬送」を世に送り出した芥川賞作家・平野啓一郎氏のナビゲートによるCD第2弾は、ショパンの最後のコンサート・プログラムをCDで再現する、という画期的な企画。小説「葬送」にも登場するこのコンサートは、1848年2月16日、ショパンの20年のパリ生活における最後のコンサートとなった伝説的なもの。

葬送 平野啓一郎が選ぶ”ショパンの真骨頂”

葬送 平野啓一郎が選ぶ”ショパンの真骨頂”

平野啓一郎がナビゲートする、魅惑のショパン

LA FOLLE JOURNEE AU JAPON 2010 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭アンバサダー,芥川賞作家でショパンをとりまく19世紀の華やかな文化を長編小説「葬送」で表現した平野啓一郎がナビゲートする、魅惑のショパン。

ひと粒の宇宙 (角川文庫)

ひと粒の宇宙 (角川文庫)

この上なく贅沢なアンソロジー!

芥川賞から直木賞、新鋭から老練まで、現代文学の第一線級の作家30人が、それぞれのヴォイスで物語のひだを情感ゆたかに謳いあげる、この上なく贅沢なアンソロジー! 平野啓一郎掌編「義足」収録。

あなたが、いなかった、あなた

あなたが、いなかった、あなた

今を生きる実感を探り出そうとする11の短篇集

「老い」のために、少しずつ崩れ始めた肉体に戸惑う青年と、南国のリゾート地を突然襲った悲劇との交錯。――日常性の中に潜む死の気配から、今を生きる実感を探り出そうとする11の短篇集。小説家は、なぜ登場人物の「死」を描くのかという謎を、ノルマンディ地方の美しい風景の中で静かに辿る「『フェカンにて』」。経済のグローバル化のただ中で、途方に暮れる一夫婦を描く「慈善」など。

ドーン

ドーン

人類の未来に希望はあるか?

2033年、人類初の火星探査に成功し、一躍英雄となった宇宙飛行士・佐野明日人。闇に葬られたはずの火星での出来事が、アメリカ大統領選を揺るがすスキャンダルへ。「分人」という概念を提唱し、人間の真の希望を問うBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞作品。

小説の読み方~感想が語れる着眼点~

小説の読み方~感想が語れる着眼点~

『本の読み方スロー・リーディングの実践』の続編

好評『本の読み方スロー・リーディングの実践』の続編。P・オースター『幽霊たち』、綿矢りさ『蹴りたい背中』、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』、美嘉『恋空』…本書では、現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、小説をより深く楽しく味わうコツをわかりやすく解説する。それぞれの読解で提示される着眼点は、読者がブログで感想を書いたり、意見を交換するうえで役に立つものばかり。作家をめざしてる人はもちろん、一般の読書ファンにとっても示唆に富んだ新しい読書論。

ブルーノート100名盤 (平凡社新書)

ブルーノート100名盤 (平凡社新書)

世界“最強・最長”のジャズ・レーベル「ブルーノート」

世界“最強・最長”のジャズ・レーベル「ブルーノート」。二〇〇九年一月に迎える創立七〇周年を記念して、「私のベスト3」アンケートを行い、ロン・カーター、ウィントン・マルサリス、ルディ・ヴァン・ゲルダー、安西水丸、国府弘子、寺島靖国、平野啓一郎ら二八一人が参加。

青い蝶

青い蝶

Clear Water FEAT.平野啓一郎 ほか、12曲収録。

1. Asian Flower FEAT.坂本龍一 2. 空想絵画 FEAT.堀込泰行(馬の骨/キリンジ) 3. 静かの海 FEAT.大貫妙子 4. Clear Water FEAT.平野啓一郎 ほか、12曲収録。

アキハバラ発―〈00年代〉への問い

アキハバラ発―〈00年代〉への問い

秋葉原でおきた殺傷事件について、第一線の論者の発言。

秋葉原でおきた殺傷事件について、大澤真幸、森達也、東浩紀、平野啓一郎、本田由紀、斉藤環、内田隆三ほか、第一線の論者の発言。

アジアン・カルチャーの現場!―文化庁国際文化フォーラムより

アジアン・カルチャーの現場!―文化庁国際文化フォーラムより

佐渡裕氏、高階秀爾氏との鼎談及びインタヴュー収録。

佐渡裕氏、高階秀爾氏との鼎談及びインタヴュー収録。

顔のない裸体たち

顔のない裸体たち

人格が漂流するネット空間を舞台に、特異な性意識と暴力衝動に迫る衝撃作

地方の中学教師・吉田希美子が出会い系サイトで知り合ったのは、陰気な独身公務員・片原盈だった。平凡な日常の裏側で、憎悪にも似た執拗な愛撫に身を委ねる彼女は、ある時、顔を消された自分の裸体が、投稿サイトに溢れているのを目にする。その時、二人は……。人格が漂流するネット空間を舞台に、顰蹙の中でしか生きられない男女の特異な性意識と暴力衝動に迫る衝撃作!

決壊〈上〉

決壊〈上〉

地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサラリーマン沢野良介は、東京に住むエリート公務員の兄・崇と、自分の人生への違和感をネットの匿名日記に残していた。

地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサラリーマン沢野良介は、東京に住むエリート公務員の兄・崇と、自分の人生への違和感をネットの匿名日記に残していた。一方、いじめに苦しむ中学生・北崎友哉は、殺人の夢想を孤独に膨らませていた。ある日、良介は忽然と姿を消した。無関係だった二つの人生に、何かが起こっている。許されぬ罪を巡り息づまる物語が幕を開く。衝撃の長編小説。

決壊〈下〉

決壊〈下〉

戦慄のバラバラ殺人──汚れた言葉とともに全国で発見される沢野良介の四肢に、生きる者たちはあらゆる感情を奪われ立ちすくむ。

戦慄のバラバラ殺人──汚れた言葉とともに全国で発見される沢野良介の四肢に、生きる者たちはあらゆる感情を奪われ立ちすくむ。悲劇はネットとマスコミ経由で人々に拡散し、一転兄の崇を被疑者にする。追い詰められる崇。そして、同時多発テロの爆音が東京を覆うなか、「悪魔」がその姿を現した! 2000年代日本の罪と赦しを問う、平野文学の集大成。芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

森山大道論

森山大道論

東京都写真美術館で開催される写真家・森山大道の回顧展を記念して刊行するアンソロジー

東京都写真美術館で開催される写真家・森山大道の回顧展を記念して刊行するアンソロジー。各分野の執筆者の論文と未発表写真とで構成。

共同研究 団塊の世代とは何か

共同研究 団塊の世代とは何か

政治・経済・文化・社会保障といった様々な観点から分析と提言を行う1冊

団塊の世代を徹底解剖!彼らの生きる道とは 団塊の世代の成り立ちから、特徴、弱点、強み、そしてこれからの新しい展開について、政治・経済・文化・社会保障といった様々な観点から分析と提言を行う1冊。

日本語で読もう [エッセイ編] – Read Real Japanese Essays

日本語で読もう [エッセイ編] – Read Real Japanese Essays

エッセイ「無常ということ」収録

注目の現代作家によるエッセイを収録。「日本語で読もう[エッセイ編]」(ジャネット・アシュビー)にエッセイ「無常ということ」収録。

ボクらの時代 日本人なら「気品」を身につけなさい

ボクらの時代 日本人なら「気品」を身につけなさい

瀬戸内寂聴・美輪明宏・平野啓一郎が語る、いま/これからの日本。

異色の組み合わせの三人が恋からスピリチュアルまでを本音で語った、「いま日本人に伝えたいこと」とは?フジテレビ「ボクらの時代」で大反響を読んだ鼎談、待望の書籍化!!

モノローグ

モノローグ

平野啓一郎初のエッセイ集

三島由紀夫の新たな読みを提示した「『金閣寺』論」、「『英霊の声』論」を中心に、文学、音楽、美術、建築、そして、自らの作品について論じたファーストエッセイ集。『日蝕』の衝撃的デビューから現在まで、常に時代の最前線に立ちつづけた著者の軌跡。

ディアローグ

ディアローグ

宗教・文学・演劇・美術・インターネット…ジャンルを超え、各界の第一人者に挑んだ対談集

平野啓一郎、初の対談集。 大江健三郎、古井由吉、瀬戸内寂聴、高橋源一郎、島田雅彦、青山真治、若手ナンバー1小説家・平野啓一郎が豪華メンバーと語る。エッセイ集と同時刊行。

みやび 三島由紀夫 [DVD]

みやび 三島由紀夫 [DVD]

狂言師など様々な分野の文化人が、それぞれの三島像を語る

「金閣寺」などの文学を発表し、ノーベル賞候補に選ばれ、最期は切腹して絶命するなどエキセントリックな人生を送った小説家、三島由紀夫。狂言師など様々な分野の文化人が、それぞれの三島像を語る。

マイルス・デイヴィスとは誰か

マイルス・デイヴィスとは誰か

これまでにない深さと広さでマイルスを浮かび上がらせる

没後十数年を経て高い人気を誇るマイルス・デイヴィス(1926~91)。パーカー、コルトレーン、ハンコック、マイケル・ジャクソン等、彼と共演し、また影響を与え、影響を受けた21人を取り上げ、その関係の中でマイルスに迫る斬新な試み。20世紀後半から現在に至る音楽状況、黒人の位置、クリエイターの条件など、これまでにない深さと広さでマイルスを浮かび上がらせる。

滴り落ちる時計たちの波紋

滴り落ちる時計たちの波紋

現代文学の旗手による文字どおり文学の冒険

ネット展開するグレーゴル・ザムザ、引き篭もり世代の真情あふれる「最後の変身」から、ボルヘスの〈バベルの図書館〉を更新した「バベルのコンピューター」まで、現代文学の旗手による文字どおり文学の冒険。さまざまな主題をあらゆる技法で描きながら突き進むこの作品集は、文学の底知れぬ可能性を示している。

The Columbia Anthology of Modern Japanese Literature: From 1945 to the Present (Modern Asian Literature)

The Columbia Anthology of Modern Japanese Literature: From 1945 to the Present (Modern Asian Literature)

「CLEAR WATER」『清水』収録、Translator : Anthony H. Chambers、翻訳書

あなたが、いなかった、あなた

あなたが、いなかった、あなた

今を生きる実感を探り出そうとする11の短篇集

「老い」のために、少しずつ崩れ始めた肉体に戸惑う青年と、南国のリゾート地を突然襲った悲劇との交錯。――日常性の中に潜む死の気配から、今を生きる実感を探り出そうとする11の短篇集。小説家は、なぜ登場人物の「死」を描くのかという謎を、ノルマンディ地方の美しい風景の中で静かに辿る「『フェカンにて』」。経済のグローバル化のただ中で、途方に暮れる一夫婦を描く「慈善」など。

作家たちが読んだ芥川龍之介 (別冊宝島 1385)

作家たちが読んだ芥川龍之介 (別冊宝島 1385)

10人の芥川賞・直木賞作家たちは“芥川”をどう読み、何を感じとってきたか?

10人の芥川賞・直木賞作家たちは“芥川”をどう読み、何を感じとってきたか?解説、批評、文学観、エッセイ…で綴る。

ウェブ人間論

ウェブ人間論

熱く刺激的なウェブ論

日本におけるインターネット元年から十年。いまウェブ2.0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか──。ビジネスとテクノロジーの世界に住む梅田望夫と、文学の世界に生きる平野啓一郎が、その変化の本質と未来を徹底的に話し合った、熱く刺激的なウェブ論。

高瀬川

高瀬川

芥川賞作家が描き出す 一夜の「性」と「生」

芥川賞作家が描き出す 一夜の「性」と「生」 清冽で美しい言葉の流れ―― 小説家と女性誌編集者が過ごす、京都の一夜を繊細な心理主義的方法で描き、現代の「性」を見つめる「高瀬川」。亡くした実母の面影を慕う少年と不倫を続ける女性の人生が並列して進行し、やがて1つに交錯する「氷塊」。記憶と現実の世界の間(あわい)をたゆたう「清水」など、斬新で、美しい技法を駆使した短編4作。

本の読み方 スロー・リーディングの実践

本の読み方 スロー・リーディングの実践

本の活きた知識を体得する実践的な手法の数々を紹介

本を速く読みたい!―それは忙しい現代人の切実な願いである。だが、速読は本当に効果があるのか?10冊の本を闇雲に読むよりも、1冊を丹念に読んだほうが、人生にとってはるかに有益である―著者は、情報が氾濫する時代だからこそ、スロー・リーディングを提唱する。夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』から自作の『葬送』まで、古今の名作を題材に、本の活きた知識を体得する実践的な手法の数々を紹介。

顔のない裸体たち

顔のない裸体たち

人格が漂流するネット空間を舞台に、特異な性意識と暴力衝動に迫る衝撃作

地方の中学教師・吉田希美子が出会い系サイトで知り合ったのは、陰気な独身公務員・片原盈だった。平凡な日常の裏側で、憎悪にも似た執拗な愛撫に身を委ねる彼女は、ある時、顔を消された自分の裸体が、投稿サイトに溢れているのを目にする。その時、二人は……。人格が漂流するネット空間を舞台に、顰蹙の中でしか生きられない男女の特異な性意識と暴力衝動に迫る衝撃作!

文明の憂鬱

文明の憂鬱

文明のちっぽけなしっぽの一端から、巨大な憂鬱が見えてくる

AIBO、皇太子妃ご懐妊報道、略字体、口蹄疫、ピッキング、大リーグ、臓器移植、世界同時多発テロ、加工食品…。私たちを取り囲んでいるモノ、技術、現象、事件、情報…そうした文明のちっぽけなしっぽの一端から、巨大な憂鬱が見えてくる。明晰な論理と非凡な視点、そして鋭い感覚で日常に潜む微細な欺瞞をも見抜いてゆく。単行本未収録の24編を加えた全49編の文明批評エッセイ。

X-Knowledge HOME特別編集 No.6 平野啓一郎責任編集 PUBLIC・SPACE

X-Knowledge HOME特別編集 No.6 平野啓一郎責任編集 PUBLIC・SPACE

今、われわれにとって「パブリック・スペイス」とは何であろうか?

「パブリック・スペイス」とは何であろうか? 人はそれを、普通は「パブリック」な「スペイス」であると、つまり「パブリック」という抽象的な概念によって性格づけられ、限定された「スペイス」であると考える。しかし、こうも考えられはしないか。それは「スペイス」によって可視化され、具体化された「パブリック」であると。 今号では、そうした観点から、まず我々が日常何気なく行き来する「スペイス」に着目し、そこから見えてくる様々なかたちの「パブリック」について考えてみたい。 最初の問いを改めて次のように繰り返してみよう。——今、われわれにとって「パブリック・スペイス」とは何であろうか?

TALKIN’ジャズ×文学

TALKIN’ジャズ×文学

音楽と文学の枠を超えて創造の深奥へと至る

ジャズ好きな二人が、マイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンスを中心に、ショパン、プログレッシヴ・ロック等を縦横に語り、音楽と文学の枠を超えて創造の深奥へと至る。

葬送〈第1部(下)〉

葬送〈第1部(下)〉

巨人ドラクロワとショパンの交流を軸に荘厳華麗な芸術の時代を描く雄編

彫刻家クレザンジェは、ソランジュに求婚し、その母サンドはこれを了承した。病床にあったショパンは、ドラクロワとともに深い危惧を抱く。その彫刻家の軽佻・利己・浪費といった性行を知っていたからだ。事実、彼は二十万フランもの不動産を持参金という名目で略取しようとしていた。そして…。荘重な文体が織りなす人間の愛憎、芸術的思念、そして哲学的思索。感動の第一部完結編。

葬送〈第1部(上)〉

葬送〈第1部(上)〉

巨人ドラクロワとショパンの交流を軸に荘厳華麗な芸術の時代を描く雄編

ロマン主義の全盛期、十九世紀パリ社交界に現れたポーランドの音楽家ショパン。その流麗な調べ、その物憂げな佇まいは、瞬く間に彼を寵児とした。高貴な婦人たちの注視の中、女流作家ジョルジュ・サンドが彼を射止める。彼の繊細に過ぎる精神は、ある孤高の画家をその支えとして選んでいた。近代絵画を確立した巨人ドラクロワとショパンの交流を軸に荘厳華麗な芸術の時代を描く雄編。

葬送〈第2部(上)〉

葬送〈第2部(上)〉

巨人ドラクロワとショパンの交流を軸に荘厳華麗な芸術の時代を描く雄編

千八百四十八年二月、大好評を博したショパン六年ぶりの演奏会の一週間後、フランス二月革命が勃発する。民衆の怒涛の奔流は、首相の解任、王の退位を実現し、共和国を生み出した。貴族達の惑乱と不安、活気づく民衆。ショパンは英国に移るが、過酷な演奏旅行を強いられ、体調は悪化する。一方ドラクロワは、ある画家の評伝の執筆にとりかかる。時代の巨大なうねりを描く第二部前編。

葬送〈第2部(下)〉

葬送〈第2部(下)〉

巨人ドラクロワとショパンの交流を軸に荘厳華麗な芸術の時代を描く雄編

病躯を引きずるように英国から戻ったショパンは、折からのコレラの大流行を避けてパリ郊外へ移った。起きあがることもままならぬショパンを訪なう様々な見舞客。長期にわたる病臥、激しい衰弱、喀血。死期を悟ったショパンは、集まった人々に限りなく美しく優しい言葉を遺す。「小説」という形式が完成したとされる十九世紀。その小説手法に正面から挑んだ稀代の雄編。堂々の完結。

滴り落ちる時計たちの波紋

滴り落ちる時計たちの波紋

現代文学の旗手による文字どおり文学の冒険

ネット展開するグレーゴル・ザムザ、引き篭もり世代の真情あふれる「最後の変身」から、ボルヘスの〈バベルの図書館〉を更新した「バベルのコンピューター」まで、現代文学の旗手による文字どおり文学の冒険。さまざまな主題をあらゆる技法で描きながら突き進むこの作品集は、文学の底知れぬ可能性を示している。

寂聴中国再訪

寂聴中国再訪

中国の古都を、作家・平野啓一郎と再訪し、これまでの生涯を振り返る。

寂聴自身の人生・文学・信仰に大きな影響を与えた中国の古都を、作家・平野啓一郎と再訪し、これまでの生涯を振り返る。2人の対談も収録。NHK-BS2で放送された番組をもとにまとめる。

高瀬川

高瀬川

芥川賞作家が描き出す 一夜の「性」と「生」

芥川賞作家が描き出す 一夜の「性」と「生」 清冽で美しい言葉の流れ―― 小説家と女性誌編集者が過ごす、京都の一夜を繊細な心理主義的方法で描き、現代の「性」を見つめる「高瀬川」。亡くした実母の面影を慕う少年と不倫を続ける女性の人生が並列して進行し、やがて1つに交錯する「氷塊」。記憶と現実の世界の間(あわい)をたゆたう「清水」など、斬新で、美しい技法を駆使した短編4作。

一月物語

一月物語

青年詩人の胡蝶の夢の如き一瞬を、典雅な文体で描く

明治三十年、奈良県十津川村。神経衰弱の気鬱を逃れ、独り山中をさまよう青年詩人・真拆は、老僧に毒蛇から救われ、山寺に逗留する。俗世から隔絶された奇妙な時空の中で、真拆は、いつしか現実と夢界の裂け目に迷い込み、運命の女と出逢った。それは己の命を賭けることでしか成就しない愛、だが、刹那に失われる運命の愛だった……。古典的風格さえ漂う端麗な筆致で描かれた聖悲劇。

葬送〈第1部〉

葬送〈第1部〉

芸術家達の群像を遍く描き尽くす空前絶後の超大作

永遠の故郷喪失者ショパンが目前に迫る死を振払い、鍵盤の上に奇蹟を呼ぶ。“絵画の虐殺者”ドラクロワが恐るべき魂の闇と対峙し、至高の色彩に挑む。小説家サンドがショパンへの愛を超え、革命の夢を追う。激動する十九世紀パリを舞台に、芸術家達の群像を遍く描き尽くす空前絶後の超大作。

葬送〈第2部〉

葬送〈第2部〉

芸術家達の群像を遍く描き尽くす空前絶後の超大作

永遠の故郷喪失者ショパンが目前に迫る死を振払い、鍵盤の上に奇蹟を呼ぶ。“絵画の虐殺者”ドラクロワが恐るべき魂の闇と対峙し、至高の色彩に挑む。小説家サンドがショパンへの愛を超え、革命の夢を追う。激動する十九世紀パリを舞台に、芸術家達の群像を遍く描き尽くす空前絶後の超大作。

日蝕 (新潮文庫)

日蝕 (新潮文庫)

錬金術の秘蹟、金色に輝く両性具有者(アンドロギュノス)、崩れゆく中世キリスト教世界を貫く異界の光……。

異端信仰の嵐が吹き荒れるルネッサンス前夜の南仏で、若き神学僧が体験した錬金術の驚異、荘厳な光の充溢、そして、めくるめく霊肉一致の瞬間…。本作の投稿で「新潮」巻頭一挙掲載という前代未聞のデビューを飾った現役大学生が聖文学を世紀末の虚空に解き放つ。

平野啓一郎―新世紀文学の旗手

平野啓一郎―新世紀文学の旗手

デビュー作「日蝕」で芥川賞を受賞した新世紀文学の旗手・平野啓一郎の熱いメッセージ

芥川賞作家としてのプレッシャーはあまりないですね。前の作品よりいいものを書きたいというプレッシャーは常に感じていますが-。デビュー作「日蝕」で芥川賞を受賞した新世紀文学の旗手・平野啓一郎の熱いメッセージ。

一月物語

一月物語

青年詩人の胡蝶の夢の如き一瞬を、典雅な文体で描く

明治三十年、奈良県十津川村。神経衰弱の気鬱を逃れ、独り山中をさまよう青年詩人・真拆は、老僧に毒蛇から救われ、山寺に逗留する。俗世から隔絶された奇妙な時空の中で、真拆は、いつしか現実と夢界の裂け目に迷い込み、運命の女と出逢った。それは己の命を賭けることでしか成就しない愛、だが、刹那に失われる運命の愛だった……。古典的風格さえ漂う端麗な筆致で描かれた聖悲劇。

日蝕

日蝕

錬金術の秘蹟、金色に輝く両性具有者(アンドロギュノス)、崩れゆく中世キリスト教世界を貫く異界の光……。

異端信仰の嵐が吹き荒れるルネッサンス前夜の南仏で、若き神学僧が体験した錬金術の驚異、荘厳な光の充溢、そして、めくるめく霊肉一致の瞬間…。本作の投稿で「新潮」巻頭一挙掲載という前代未聞のデビューを飾った現役大学生が聖文学を世紀末の虚空に解き放つ。